角間川盆踊りについて

秋田県大仙市の「角間川盆踊り」は1967年に旧大曲市の無形民俗文化財に指定され、現在大仙市の無形民俗文化財となっています。その起源は古く、町が雄物川の水運で栄えた江戸時代とされています。
旧地主である角間川御三家の黒塀の残る町の本通りを会場に、笛や太鼓のお囃子に合せて揃いの浴衣にあみ笠を被った盆踊り保存会会員や地元の保育園児、小・中学生が、かがり火を囲んで優雅でしなやかに踊ります。踊りの輪は地元の方々だけではなく、観光客や他の地区の盆踊りの愛好家の方々なども参加されていて、どなたでも参加できます。地元の角間川保育園・角間川小学校・大曲南中学校では保存会による練習会を行い、毎年伝統の踊りとお囃子を受け継いでいきます。
歴史ある角間川の盆踊り、是非一度ご覧になって、踊っていただけたらと思います。

角間川盆踊りは「角間川盆踊り保存会」によって開催され、古くからの伝統を受け継いでいます。

□ 主 催:角間川盆踊り保存会
□ お問い合せ:090-7076-7538(事務局 佐々木)
□ 開 催 日:毎年8月16日
□ 開催時間:午後7時20分より9時まで
□ 開催場所:大仙市角間川町 角間川本通り
□ 雨 天:小雨決行、雨天時は「はまぐら倉庫」にて開催
□ その他:-----

角間川盆踊り保存会の活動について

角間川盆踊り保存会では伝統と技術を受け継いでいくために毎年踊りとお囃子の練習会を行っています。地元の小学校と中学校にも協力を仰ぎ、子ども達への指導も行っています。 また、角間川盆踊りを多くの方にご覧になっていただきたいという思いから広報活動も行っています。

保存会photo

開催する会場について

角間川盆踊りを開催する会場は角間川町の本通りの道路を封鎖して行います。当日は19:10から22:00まで会場となる道路が通行止めとなります。
会場の道路沿いには現在登録有形文化財となっている荒川家、北島家、本郷家の3件の旧地主の旧家が並び、その黒塀前で道路に篝火を焚いて踊ります。

開催会場の詳細図はこちら

JR線大曲駅より車で20分、飯詰駅よりより車で10分
古い伝統を受け継ぐ角間川の盆踊り
どなたでも踊りの輪にお入りいただけます。

毎年8月16日に開催
開催時間 午後7:20~午後9:00
是非ご来場ください。

- 参考文献 -
大曲市昔を語る会連絡協議会(編)
『大曲市の歴史散歩』(大曲市、1977年)

石田秀雄『角間川盆踊りの誕生と普及』
(自費出版、2007年)