大仙市無形民俗文化財 角間川盆踊り

開催会場

角間川盆踊りについて

秋田県大仙市の「角間川盆踊り」は1967年に旧大曲市の無形民俗文化財に指定され、現在大仙市の無形民俗文化財となっています。その起源は古く、町が雄物川の水運で栄えた江戸時代とされています。 旧地主である角間川御三家のひとつである旧荒川家敷地を会場に、笛や太鼓のお囃子に合せて揃いの浴衣にあみ笠を被った盆踊り保存会会員や地元の保育園児、小・中学生が、かがり火を囲んで優雅でしなやかに踊ります。 踊りの輪は地元の方々だけではなく、観光客や他の地区の盆踊りの愛好家の方々なども参加されていて、どなたでも参加できます。

地元の角間川保育園・角間川小学校・藤木小学校・大曲南中学校では保存会による練習会を行い、毎年伝統の踊りとお囃子を受け継いでいきます。 歴史ある角間川の盆踊り、是非一度ご覧になって、踊っていただけたらと思います。

角間川盆踊り開催内容
主催角間川盆踊り保存会
お問い合せ090-7076-7538(事務局 佐々木)
開催日毎年8月14日
開催時間午後7時より9時まで
開催場所大仙市角間川町 角間川御三家 旧荒川家
雨天小雨決行、雨天時は「角間川公民館」にて開催
駐車場有(駐車場マップを参考にお願いします)
その他浴衣の貸出有
特記事項今年(令和5年)から開催日が変更になりました

角間川盆踊り保存会

角間川盆踊り保存会では伝統と技術を受け継いでいくために毎年踊りとお囃子の練習会を行っています。地元の小学校と中学校にも協力を仰ぎ、子ども達への指導も行っています。 また、角間川盆踊りを多くの方にご覧になっていただきたいという思いから広報活動も行っています。

開催会場

開催会場について

角間川盆踊りを開催する会場は角間川町の本通りに並ぶ、旧御三家の荒川家の敷地内にて開催されます。会場は現在登録有形文化財となっている荒川家、北島家、本郷家の3件の旧地主の旧家の一つで、会場内はライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。また、開催中は隣接する北島家、本郷家も見学することができます。

12月には本郷家で将棋の竜王戦第6戦が開催される予定で、「藤井聡太 棋聖」が来られる予定です。

開催会場
開催会場
開催会場
開催会場

- 参考文献 -
大曲市昔を語る会連絡協議会(編)
『大曲市の歴史散歩』(大曲市、1977年)

石田秀雄『角間川盆踊りの誕生と普及』
(自費出版、2007年)